ちゃん凄いね。オレ思いつかなかったよ。」
「私自身、ここまでうまくいくとは思いませんでした。」
「……一体何しに来たんだよ。」
現在音羽邸。
つまり、私達はマドカさんの家の庭にいる。
そして士度さん、ちょっと不機嫌。(突然やってきて既に1時間は経つし…。)
「いいじゃないですか、士度さん。」
マドカさんに言われて黙る士度さん。
「…それで、いつまでいるつもりなんだ、銀次。」
「うん、出来るだけ長く――。」
「こんにちは。」
言いかけた銀次さんと私が凍りつく。
「どうしたんだ、花月。」
「そこの2人を迎えに来たんだ。」
声の主は風鳥院花月その人だった。
…しかしそれは、ちょっと違う意味じゃございませんか…?
「さ、行きましょうか。銀次さんさん。」
「いやだぁぁぁ!!」
銀次さんが走り出し、私がそれに続く。
「風鳥院流初伝、絃呪縛!」
逃げたいけど、絃によって動けない。
なんかもう、本当の戦闘さながらになってるんですけど…。
「銀次さん、電撃!」
「わ、わかった!!」
私もギリギリ動かせる手首をうまく使って絃を切っていく。
「うおおおお〜!」
フッ。
絃が燃えたり切れたりして、とりあえず逃げれる状態になったので猛スピードで逃げる。
花月さんが追いかけて技をかけてくるけど、私と銀次さんはことごとくかわして逃げる。
(通行人が絃呪縛にかかっいくけど気にしない!)
突然前方に蛮さんが現れて、スネークバイトしてくるけどもちろんかわして逃げる。
(電柱が見事に折れ曲がったけど気にしない!!)
更にはいつの間にか赤屍さんが横を走ってて、メスが飛んでくるけど私が切断して逃げる。
(通行人にまれに刺さってたりするけど気にしない!!!)
逃げに逃げて、舞台は遂に無限城へ――。


03.05.03up

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