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シタンの詳細

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● シタンの年表 ●
29年前 0歳 ソラリス第3級市民層にて父リクドウ=ショウキ、母ルリの 第9子「ヒュウガ」として誕生。
23年前 6歳 祖父キッカに師事し、剣術を習得。 二振りの真剣「白壇」「黒壇」を譲り受ける。
17年前 12歳 ソイレント施設の細菌実験により、第3級市民層に疫病が蔓延。 これにより家族全員が死亡。
若年ながら天才的才能を発揮していたヒュウガは、 毒物実験の疑惑を受ける。
14年前 15歳 ラムサスの執り成しによってユーゲント入学。 シグルドと同室になる。 その後、シグルドとともにエレメンツ候補生となる。
9年前 20歳 「守護天使」に就任。
7年前 22歳 第3次シェバト侵攻作戦の指揮をとる。 ガスパールと対峙しており、彼の孫娘であるユイとも遭遇。 強い恋情を持つ。
5年前 24歳 度々、ユイの下を訪れていたヒュウガは、 ガスパールの教えを受け、剣を封印。
シェバトにて長女ミドリ誕生。
3年前 26歳 天帝の密命を帯び、地上へ。 「シタン=ウズキ」を名乗る。 その後、シェバトの家族と合流し、ラハン村へ移住。
現在 29歳 裏山で医師として生活。

● シタンの詳細 ●
●密命―監視者としてのシタン
シタンが天帝から 授けられた密命は、接触者で あるフェイの≪力≫が、 アーネンエルベとしてふさわしもので あるかどうかを見極めることが主幹となっている。 それに加えて、ヒトそのものの成長、 管理者のいない状態で≪福音の却≫を迎えた後も、 ヒトとして生を享受できるのか。 神の復活が成された後に、自由意志による 未来を獲得できるものであるのか。 といったことを判断するための調査も含まれていた。 シタンは報告のために、度々天帝の下を訪れている。 時にはユーゲント時代の同僚であり、同じ守護天使で あるラムサスと 会うこともあった。
 
【ソラリス時代のヒュウガ】
●家族を失った疫病事件
ヒュウガ13歳の時、第3級市民層が疫病に冒された。 これにより、両親と8人の兄(すべてが実兄である可能性は 低い)、剣術を指南してくれた祖父など、家族全員が死亡している。 当時から天才的な知能を発揮していたため、 第3階級民の間で、彼が毒物実験を行ったのでは ないかという疑いが広まり、迫害される。 それはユーゲント入学まで続いた。

●ラムサスの執り成し
第3級市民層を襲った疫病事件によるいわれなき疑いが 広まったことで、ヒュウガの存在自体が当時ユーゲントで エレメンツ発足を推し進めていたラムサスの目に留まる。 ラムサスはヒュウガをユーゲントに 入学させ、エレメンツへと加入させる。このとき、 ヒュウガはシグルドと 同室になり、 先輩ジェサイアとの 交友を深めていった。

●ジェシー、シグルドとの交友
ジェサイアはヒュウガがエレメンツに加入した時、 すでにラケルと 結婚し、ビリーをもうけていた。 シグルドが一時ジェサイア家に居候していたこともあり、 ヒュウガもジェサイア家を良く訪れていた。 劇中の思い出話で、「酒を飲んで3人で腹踊りを やった」などと語られており、かなりジェサイアの 遊びにつきあわされていたようだ。

●数々の兵器を設計
ヒュウガが守護天使に選出されたのは、幼少の頃身につけた 剣術と兵器設計技師としての卓越した才能、 策士としての手腕を評価されたため。 特に兵器設計技師としての能力は群を抜いており、 地上に降りるまでの間に彼が設計した兵器は数知れない。 代表的なものだけを挙げても、ラムサス機ワイバーン、 ヴィエルジュ搭載のエアッドシステム、バントライン、 アルカンシェル、エレメンツ専用機(4機)と、 枚挙にいとまがない。

●第3次シェバト侵攻作戦
ヒュウガのソラリス時代のエピソードで、 彼の策士としての才能が高く評価されていたことを 物語るのが、第3次シェバト侵攻作戦である。 ソラリスによるシェバト侵攻作戦は、500年前のソラリス 戦役以後、間を空けず2度行われており、 第2時以降およそ300年の小康帰還を経て再開されたもの。 若干21歳で守護天使に就任したヒュウガは、 2年後にこの作戦の総指揮を任された。 ヒュウガは、この作戦でシェバトの三賢者の1人である 武人ガスパールと対峙。 剣術を駆使して渡り合うが、勝敗は決し得なかった。 この時、ガスパールの孫娘で あるユイとも出会っており、 ヒュウガは彼女に強い恋愛の情を抱く。 三賢者の働きをシェバト軍の必死の抵抗により、 両軍の疲弊が激しくなったところで、ヒュウガは 即座に撤退を指令。全軍を鮮やかに引き上げさせる。 シェバトは陥落こそ免れたものの、 その戦力はすでに壊滅状態となっていた。 ヒュウガの下した撤退命令は、戦局から判断した 戦略的撤退であるが、ユイに対する個人的な感情も、 少なからず影響していたのかもしれない。

●剣術の封印
ヒュウガは、7歳の頃に祖父キッカによって剣術を伝授され、 「白壇」と「黒壇」という二振りの真剣を授けられた。 ヒュウガは学問だけでなく、戦闘術にも非凡な才能を 発揮し、特にその剣術は、ソラリスでは類を見ないものであった。 第3次シェバト侵攻作戦においてガスパールと対峙し、 その際にユイを見初めたヒュウガは、帰還後に その立場を利用して、度度密かにシェバトを訪れた。 ユイとの逢瀬を重ねながら、彼女の祖父である ガスパールとも議論を交わす。 その中でガスパールの武人としての意気に触れ、感銘を受けた ヒュウガは、殺人を目的とした自己の剣術を封印する事を決意。 「白壇」と「黒壇」をユイに預け、ガスパールを師と仰いで 素手による格闘術の鍛錬と精神修行を始めた。 その後、天命の密命を受けて家族とともに地上へ降り、 シタンとしてフェイを監視しながら幾多の戦闘を繰り返して いく中でも、剣の封印を解く事はなかったが、フェイたちが ソラリスへと辿りついた時、フェイの中に 潜むイドと 対決する場合に備え、意を決して剣の封印を解いた。
 
【家族―娘との関係】
シェバト侵攻作戦から2年の後、ヒュウガとユイの 間にミドリが誕生した。 前年のエルル粛正時に出現したイドの驚異的な力を 知った天帝カインは、この頃からヒュウガを呼び寄せ、 接触者のアーネンエルベとしての可能性を探る計画を立てる。 ヒュウガは近く地上へ降りることをユイに伝えた後、 しばらくシェバトへの訪問を控えていた。 2年後、ヒュウガはシタン=ウヅキと名乗り ユイとミドリを連れてラハン村に降りる。 ユイはシタンの前身を知っており、 ラハン村で暮らす理由もわかっている。 その上で、フェイともごく自然に付き合っていた。 娘のミドリは、元々無口な質だが、ことに父親との会話は少ない。 動物と意志の疎通ができる能力を持っており、劇中ではゼプツェン 内のニコラの 意志などを感知している。 父であるシタンに対しても、その背後にある 天帝やガゼル法院の 存在、フェイの監視者としての役目などを 感じ取り、素直に心を開くことができなかったのだろう。
 
●ラハン村での暮らし
フェイの監視を目的とするシタンは、ラハン村で 重傷を負い意識を失ったフェイと出会う。 医師としてラハン村を訪れたシタンは、フェイの治療と看護に当る。 ソラリスで培った知識と技術でフェイを蘇生させると、 村の裏山に居を構え、フェイの回復を待った。 豊富な知識と確かな医療技術、そして温厚な性格と 妻子があることから、村人の信頼も得られ、有事の 相談役としても頼りにされるようになる。 また、機械いじりの趣味を見せ、カメラやオルゴール、 ポンポコ風呂などを製作・修理。 村の機械のメンテナンスや修理なども引き受けていた。 フェイはイド封印による人格喪失状態であったため、 回復時はかなり情緒不安定であったが、 シタンの手引きにより、徐々に落ち着きを取り戻す。 そのためフェイはシタンに懐き、よく彼の家を訪れて、 皆で食事をしたりミドリと遊んだりしていた。

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