伝統の味。

信州の代表的な食材を、魚であげるとすれば、鯉でしょう。
伊那谷の伝統的な、料亭、割烹などでは、必ずといっていいくらい
鯉のうま煮が付き、店ごとに味が違います。
当館でも、鯉料理が伝統として、代々伝わっています。

鯉、というと、一般的に、泥臭いというイメージがあります。
うま煮は、ごぼうと一緒に煮る、洗いは、酢みそで・・・
といった料理法は、どれも鯉の泥臭さを消すためのものです。
消すというよりも、覆い隠す、という感じでしょうか。
鯉にしてみれば、なんと不本意なレッテルを貼られてしまった事か・・・

清冽な岩清水が流れ込む、生け簀でさらされること約一週間、
鯉は全くの別物に生まれ変わります。
泥臭さを覆い隠すための、たし算の料理法は、もはや必要ありません。
同じ岩清水で、丁寧にあく取りをしながら、
酒、砂糖、しょう油だけでじっくり煮ます。

洗いも同様です。泥臭さ、脂っ気を取り除いて、うま味だけを残す。
鯉自身が持つ風味を、泥臭さと紙一重のところで、
どれほどひきだせるかが、勝負です。
鯉料理の理想を一言で表すならば、

「透明感」。




↑鯉のうま煮


鯉が苦手とおっしゃる方でも、
だまされたと思って、一度
御賞味下さい。
もちろん、鯉抜きの献立も
承っております。
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↑鯉の洗い


ちゃんと鯉の味がする、
鯉の洗いです。
ワサビしょう油が合います。
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↑鯉の塩焼き

一匹丸ごと豪快に焼き上げた、
塩焼きです。
源泉から作った塩を使っています。
一皿3,500円にて、特別注文、
もしくは、同一料金でうま煮+洗い
との差し替えにて承ります。
(当然他の料理も変わってきます)
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