劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン

人気特撮ヒーロー“仮面ライダー電王”。平成仮面ライダーシリーズの劇場版としては通算10作目であり、「仮面ライダー電王」の劇場公開作品としては3作目となる『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』。

本作品は、それまでTVシリーズ・劇場版・アニメーションなど幅広く展開された「時を守る特異点の青年・野上良太郎を主役とした『電王』シリーズ」にとって、名実共に完結編と言える作品であると共に、1つの区切りを付けた作品。良太郎の孫・幸太郎が新電王として参戦し、新たな敵・仮面ライダー幽汽と300年の時を越え対決する。監督は「仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事」の金田治。出演は、「アクエリアンエイジ 劇場版」の桜田通、「ドラゴンヘッド」の神田沙也加、TV『スクール・ウォーズ』の松村雄基。幽汽のスーツアクターには、『電磁戦隊メガレンジャー』のメガレッド以来11年ぶりに正規のスーツアクターとなる横山一敏が担当。

NEW電王やそれに変身する野上幸太郎の存在など、世代交代や主役交代を感じさせる要素は登場するものの、これまで同様「野上良太郎が主人公」というスタンスは代わらず、『電王』シリーズのほぼ全てに関わるプロデューサーの白倉伸一郎は、良太郎の時間軸を過去に振った『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』に対し、本作品では逆に未来を描いており、『俺、誕生!』と対になりながらも良太郎の時間軸を完成させることが本作品のテーマであると語る。

シリーズ通して電王のスーツアクターを努めている高岩成二はクランクイン当日に倒れてしまった。これはテレビシリーズの『仮面ライダーキバ』の撮影が同時進行であった上、監督が所属事務所の社長でもある金田治だったためアクションに対する要求も高く、更には時期が初夏で猛暑に耐えられる身体が出来てなかった事も重なり、顔と密着するモモタロスの面を付けた上での約2分間の長回しのアクションシーンで酸欠に近い状態になり倒れてしまったという。これは、「高岩酸欠事件」として東映の公式サイトにも載せられた。

本作『さらば電王』の主演は野上幸太郎 / NEW電王 役の桜田通であるとされ、佐藤健と中村優一は特別出演の扱いになっている。中村は『超・電王』など後の作品にも出演しているが、TVシリーズで主演を務めた佐藤は電王を卒業した扱いとなり、本作以降のシリーズの作品には一切出演していない(ハナ同様の設定で溝口琢矢が良太郎を演じている)。

ストーリー

タイムト・トラベルして最強の敵と戦う、人気仮面ライダーの映画の最終章

良太郎に何が!? 運命の時を懸けたラストバトル開始!

巷で噂の幽霊列車には、大きな秘密が隠されていた。それを探るためモモタロスたちが行動を開始するが、その前に仮面ライダー幽汽が立ちはだかる。しかもその体には、誘拐された良太郎が使われていたのだ!
幽汽の猛攻に侑斗が重傷を負う中、装いも新たなデンライナーで駆けつけたのは、新しい電王を名乗る戦士で、驚くべき事に未来からやってきた良太郎の孫・幸太郎だと名乗る。鮮やかにイマジンを倒して見せた新電王だったが、幽霊列車に乗り、幽汽やイマジンを操る謎の男の攻撃の前に敗れてしまう。

さらに、幽汽に変身しているのがイマジンに憑依された良太郎であることが判明。混乱の中、幽霊列車の去り際に良太郎から託された「象を守れ」という謎の言葉と、1729年5月23日行きのチケットを手がかりに、およそ300年の昔へデンライナーは追跡を開始した。謎の男=死郎は列車に同乗する女性=ソラのために、何かを行おうとしている。幽霊列車が行き着く先はどこなのか? その目的のために特異点である良太郎は捕らえられ、計画は刻一刻と進行しているのだ。果たしてモモタロス達はその野望を食い止められるのか? 良太郎とモモタロス達が最後の戦いに挑む!! 舞台を1729年に移し、それぞれの愛と友情のレールが交錯し、戦いの物語は激情のクライマックスを迎える!

監督 金田治
脚本 小林靖子
出演者 桜田通
佐藤健(特別出演)
中村優一(特別出演)
神田沙也加
秋山莉奈
石丸謙二郎
松村雄基
声の出演 関 俊彦
遊佐浩二
てらそままさき
鈴村健一
大塚芳忠
三木眞一郎
神谷浩史
小野大輔
音楽 佐橋俊彦
主題歌 「Climax Jump the Final」AAA DEN-O form
撮影 松村文雄
配給 東映
公開 2008年10月4日
上映時間 83分

同時上映

『イマジンあにめ モモタロスよ永遠に−イマジン終着駅−』

同時上映の短編映画。『フランダースの犬』や『マッチ売りの少女』のパロディを始め、本編へのツッコミも織り交ぜられた一篇。イマジンあにめ2の同名エピソードとは映像は同じであるものの、交わされるネタが異なっている。

監督 柴崎貴行
脚本/プロデュース 白倉伸一郎

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