組織のダイナミズム: 幸せな組織を求めて (Kindle版) のご紹介

組織のダイナミズム研究委員会



 組織のダイナミズムを育む「働き方改革」が世界一に向けた組織の競争力を生み出す!?

 働き方改革というと、週休3日制、残業時間の短縮、テレワーク、ワークライフバランス、副業などといった制度面の言葉がクローズアップされる。働き方改革への積極的な取り組みは企業のブランド力となり優秀な人材を集める効果もある。働き方を改革することで低いと言われている日本の企業の生産性向上にもつながると期待されてもいる。 しかし、「働き方改革」は、そんな外面的は体裁を繕いさえすれば良いというだけのことなのか?
 人口減少社会にあって将来にわたって日本の労働力を確保するための「働き方改革」ではなく、その目指すゴールは、本来、競争力のある商品を提供する能力を身に着け、かつ、その企業の職に就いて働いていくことに幸せを感じ未来に夢や希望を持てるようにすることではないのか? そして、そうした取り組みこそが、雇用を増やし、デフレマインドの根底にある将来への不安を払拭して経済を再生させる効果的な手立てではないのか? 組織のダイナミズムを研究する視点として、著者らは、「働き方改革」の先進事例として注目を集めているサイボウズ株式会社の社長室、開発部門、マーケティング部門、ブランディング部門、営業部門、パートナー企業等へのインタビューを行い、「働き方改革」の真実の姿をあぶりだした。
 サイボウズ株式会社は、多様性(100人100様であること)、公明正大、自立を基本思想とし、ウルトラ自由というコンセプトで選択型人事制度、育児・介護休業制度、副業、定年制の廃止、部活動支援制度、人事部感動課、市場性で決まる給与などの制度改革にいち早く取り組んでいる企業である。同社はまた、チームワークあふれる社会を作り、世界一のグループウェア企業になることを目指している。グループウェアはテレワークを実現するための情報基盤の一つでもあるが、同社は、事実と解釈を分けて考える組織文化を醸成し、問題解決メソッドを独自に開発して、グループウェアを効果的に活用するためのノウハウを顧客に提供している。
 以下の章構成が示すように、本書は、サイボウズ株式会社における「働き方改革」の現場の声をレポートしたものではない。同社の「働き方改革」への取り組みを多面的視点から分析して、『世界一』を目指す企業の強さの源泉を解き明かし、日本が目指すべき「働き方改革」とは何かを提言している。

  第1章 企業成長の軌跡
     サイボウズの成長過程について、財務等データ分析や関連理論などから、その成長要因を探究する。
  第2章 サイボウズの多様性とチームワーク
     組織の多様性をどのように維持しながらチームワークを発揮できるのかを組織心理学の視点から検証する
  第3章 多様化する組織における競争優位性の確立
     競争優位性の確立について組織学習の視点から深堀する
  第4章 社内SNSによる情報共有・知識創造
     組織内の意思疎通、知識創造について深堀する
  第5章 サイボウズにおける組織的意思決定と組織学習
     コミュニティ・オブ・プラックティスの意思決定を深堀する
  第6章 CoPから観たサイボウズ流組織文化の醸成
     コミュニティ・オブ・プラックティスの組織文化醸成を深堀する
  第7章 ベンチャー企業の「成功マンダラ」
     パートナー企業との協業の成功モデルについて深堀する


 働き方改革や組織の競争力強化への取り組みに、本書をお役立て下さい。

組織のダイナミズム: 幸せな組織を求めて Kindle版


『組織のダイナミズム』出版記念講演会

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