Story

ぼくのおにいさん

紺青の海・番外編 遙の独白

05/11/30

ぼくのおにいさんは、おにいさんと言っても本当の兄弟じゃない。血は繋がっていないのだ。

ぼくが京都に来て知り合った。

無理矢理にごうかんされて、知り合いになった。

おにいさんは、うさんくさい。

何の仕事をしているのか分からないけど、いつも暇そうだ。

おにいさんにやくざだと言うととても怒る。

だからやくざではないらしい。

おにいさんは、国産カーに乗っている。

おにいさんは、マイルドセブンを喫っている。

おにいさんのスーツも国産だ

おにいさんはあまり裕福ではないらしい。

おにいさんはとても物知りで、ぼくを世間知らずと言っていつも罵る。

おにいさんは女にもてる。

女にもてることを自慢する。

おにいさんは、突っ込みが上手だ。

多分関西人だからだ

おにいさんはけっこうお喋りだ。

適当に相槌を打っていると、いくらでも喋り続ける。

おにいさんの話は面白い

ぼくの知らないことをいっぱい知っていて、いっぱい話してくれる

おにいさんは口は悪いけど優しい。

ぼくが落ち込んでいると慰めてくれる

でも、おにいさんが落ち込ませるのだけど。

おにいさんの気持が分からない。

ぼくのことをアホだと言うくせに、僕を離したがらない。

ぼくの都合なんて何も考えないで、いつも強引にやって来る

ぼくが逆らわないのは当然だと思っていて、ちょっと口答えをするとすごく驚く

おにいさんはユニークだ。

最近おにいさんのいじわるに慣れて来た。

でもあんまりイケズしないでね。おにいさん

 

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