東京・新宿。

駅を中心に多彩な性格をもち、日中80万人もの人間が行き交うメガタウン。

様々な人間が きらめく光を求めて集まるこの街はまた

法も光も届かない 冷たい暗闇を裏に抱く

オセロのような街でもあった。



あらすじ

ある青年がこの街で「仕事屋」として生き始め、一年が経とうとしていた。
青年・壱世はその日、初めて殺しの依頼を引き受ける。
時期尚早を懸念する仲介人だったが、構わず依頼の詳細を覗く壱世。
彼の初めての「標的」は、隣人の少女・麗奈だった。



壱世(いっせい)
一年前に事件に巻き込まれて瀕死でいたところをオッサンに拾われ、以来「仕事屋」として
新宿の街を暗躍している。『戸籍上』死亡しているため「壱世」は偽名。本名は不明である。
寡黙で思慮深い性格。オセロが得意で、持ち歩いてはオッサンに勝負を仕掛けている。
トマトが苦手。
変装時以外は外出の際に眼鏡をかけるようにしている。キャラ作りの一環らしい。
ブラジル・レンソイス大砂丘に行くために資金を稼いでいる。
***
頭の回転がよく射撃の腕がいいのは、オッサンに拾われる前に警視庁公安部に在籍していたため。

福井麗奈 (ふくい・れいな)
壱世の住むマンションの隣の住民・高校1年。
母子家庭だったが数週間前に母を事故で亡くし、暫定的に一人暮らしをしている。
壱世が(クラブを経営していた母親に似て)気丈な性格というように、寂しさや暗さを感じさせない
明るい少女。人懐こく、壱世を慕っている。
料理が好き。
ブラのサイズはCの70。

オッサン(本名不明)
喫茶「ハイウェイ61」を経営する、壱世と組織の仲介人。壱世は彼から仕事を請け負う。
仕事屋・壱世を育てた師匠でもある。
常にタバコを吸っているか鼻をほじくっているか耳を掻いているかしかしていない。
いつか壱世にオセロで勝ちたいと思っている。
ロカビリースタイルが好きで、服装や趣味はいつまでもロック。
北芝圭(きたしば・けい)
大企業・Kグループ会長の子息で、都内にある系列会社の社長でもある。
麗奈の異母兄。
麗奈の母で会長の愛人でもある福井婦人の事故死をきっかけに麗奈の存在を知り、
会長の遺産を麗奈に相続されないようにと殺害を依頼する。
典型的なお坊ちゃま体質でツメが甘い。


「ホームベース!」終了後、一気に方向転換して作ってみた話。
そして初めてちゃんとしたヒロインを描けた作品でもあります(笑)
周囲含め、頂いた反応はほぼ麗奈のキャラに終始するという…。
個人的には主人公・ヒロインともに理想をつぎこんでるキャラクターです。

キャラクター名については色々ありますが、壱世と麗奈はデジタルの1と0にかけて
黒と白の世界の住人という正反対の意味を込めてます。
あと麗奈はイエモンの「薔薇娼婦麗奈」に感化されたのと、クラブの母らしいネーミングセンスも含んでいるので。
苗字の福井と北芝はそれぞれ好きな作家様、福井晴敏・北芝健(敬称略)から取りました。
オッサンは名前がない分、喫茶店名にこだわり入れました。
ボブ・ディランの「追憶のハイウェイ61」です。ロカビリーの神様!

一人で全ての作画をしたのもあり、「ブランノワール」は色々なチャレンジ溢れる読みきり作品でした。
感想くださった皆様、ありがとうございました♪

※2010年に後日談を足して同人誌にしました。
同人誌はこちら より通販できますので、よろしければご利用ください!


作品備考/07年製作、07年マガジンSPECIAL12号掲載。

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