
監督:デビッド・ザッカー
出演:アンナ・ファリス(シンディ・キャンベル)
サイモン・レックス(ジョージ)
チャーリー・シーン(トム)
レスリー・ニールセン(ハリス大統領)
アンソニー・アンダーソン(マハリク)
ジョージ・カーリン(アーキテクト)
クイーン・ラファティ(オラクル)
エディ・グリフィン(オルフェウス)
レジーナ・ホール(ブレンダ・ミークス)
ドリュー・ミクスカ(コーディ)
デニス・リチャーズ(アニー)
一方、全国各地で宇宙人の目撃が相次ぎ、「宇宙人の地球侵略に違いない」と、大統領が冷静にパニックを起こすのだった。
『最終絶叫計画』『最新絶叫計画』と続いた、原題『スケアリー・ムービー』シリーズの第三弾です。
さて、この映画でパロられるのは、まず『ザ・リング』と『サイン』。この2作をベースとして、『8マイル』『リローデッド』『アザーズ』などのパロディが出て来ます。
面白いのは、これらの映画のパロディがそれぞれ単品で出てくるのではなく、一本のストーリーに沿って出てくるところです。要するに、この映画のストーリーは、ベースとなる『ザ・リング』と『サイン』の2作をうまく融合させた、独自のストーリーになっていて、そのストーリーの流れにうまく乗るような感じで、上記の映画のパロディが出てくるんです。
この見事な各映画のストーリーのクロスオーバーぶりは、「スーパーロボット対戦」シリーズを思い出すほどです(マニアックな例え・笑)。
ただ、そのメインのストーリー自体、かなりいい加減な展開を見せまくるんですが、そこはまあ、コメディ映画のストーリーという事で、欠点や脚本の穴というわけではないですからね。
ちなみに、繰り広げられるギャグ、パロディの数々は、ほんとバカでくだらないです(もちろん、褒め言葉です・笑)。知的な笑いを好む人にとっては、「どこが面白いのかさっぱり分からない」、という事にもなりかねないぐらいですね。
何しろ、オチに使われるトドメのギャグがウンコだったりシッコだったりゲロだったりオッパイだったりしますからね(爆)。子供向けの映画かこれは(笑)。
まあ、こういったシモネタが出てくるのはこの『絶叫計画』シリーズでも『裸の銃〜』シリーズでもあったお約束みたいなものですからね。個人的にはこういった下品なギャグはあまり好きじゃないんですが、『絶叫計画』シリーズの中では、まだ低俗さが薄まった感はありましたね。大変な進歩です(笑)。
もちろん、ギャグはシモだけではありませんよ。「ベッドから飛び起きたら、電灯の笠に頭をぶつける」といった、ドリフのような分かりやすい一発ギャグも要所要所で登場します。これで、意味も無くタライが落ちてくれば最高だったのに(笑)。
パロディネタに関しても、この映画のストーリーの性質から、「この場面でこの映画のパロディが出るのか!」という笑いがあるんですよね。これは前シリーズではあまり感じられなかったタイプの笑いでした。
また、差別ネタや子供の虐待ネタなんかが平気で出て来たりするんですが、こういうのを見ると「向こうの人のバカバカしいギャグにかける情熱は並ならぬものがあるな」とか思いますね。子供が、車に撥ねられて景気よく吹っ飛んで行く(もちろん、吹っ飛ぶのは人形)なんてギャグ、日本では考えられないですよね。
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