沈豚的2007年下半期劇場公開映画ベスト10




10位
プラネット・テラー in グラインドハウス

今年の下半期は何故かゾンビ映画及びゾンビ映画風の映画が結構多かったですが、
中でも最も「今、ゾンビ映画を見ているという幸せ」を感じさせてくれたのがこの映画でした。
中盤の、「アウトローVSゾンビ軍団」のアクションは、見てて感動するほどの素晴らしさでしたねぇ。
ですが、結局、本当に楽しめたのはこの中盤戦のみだったので、10位止まりとなってしまいました。


9位
オーシャンズ13

豪華キャストを揃えながら、どこかイマイチな感のあったこのシリーズでしたが、
3作目にしてついに決定版を放ってきました。
ジョージ・クルーニーとブラッド・ピットのツーショットから発せられる圧倒的なまで
のスター・オーラは相変わらずの大迫力ですし、『ボーン〜』シリーズと正反対の
マット・デイモンの演技も見事でした。 そして何よりも、今回は“ストーリーの面白さ”が加わったのが大きかったですね。


8位
シッコ

面白くて考えさせられる、深刻なテーマを扱っていながらエンターテイメント性がある、
という、非常に興味深い一作でした。さすがはマイケル・ムーアといったところでしょうかね。
ただ、日本にとってもひとごとでないテーマなのに、ほとんど話題にならなかったのは残念でした。


7位
トランスフォーマー

最新の映像技術によって描かれた巨大ロボット同士のバトルには興奮しましたねぇ。
変形(トランスフォーム)シーンも、今までに見た事の無いタイプのもので、大迫力でした。
この内容の映画を、ファミリー向けやオタク向けではなく、一般向けの超大作映画とし
て組み立てたマイケル・ベイの手腕も個人的には大評価です。


6位
沈黙の報復

今年4本目のセガール主演作ですが、低調続きだったところ、最後の最後でようやく
まともに面白い映画が出てきてくれました。
ギャングが支配する危険な町をセガールが傍若無人に暴れまわるという内容の、実に痛快な映画でしたね。
悪党を痛めつける必殺の“セガール拳”が炸裂したと思ったら、復讐を堂々と正当化する“セガール理論”まで登場と、
まさにセガールの魅力がたっぷり詰まった快作でした。


5位
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

前作ほどではなかったものの、相変わらず安定した面白さとクオリティの高さを持った良作でした。
ハリーの成長振りが窺えるストーリー展開も見応えがありましたし、
クライマックスの魔法合戦シーンも大迫力でした。
あと、長い上映時間にも関わらず、その長さを全く感じさせなかった辺りも個人的には高ポイントです。


4位
ラッシュアワー3

今までのシリーズと比べると少々レベルの下がった感のある3作目でしたが、それでも
十分面白いと言える内容でした。この「骨の髄まで娯楽!」な雰囲気は大好きですね。
ジャッキーとクリス・タッカーのコンビネーションも相変わらず見事で、
バディムービーの面白さを存分に堪能させてもらいました。


3位
モーテル

モーテルを舞台に繰り広げられる、犯人一味との攻防戦は非常に見応えがありました。
そしてなにより、緊張感と緊迫感溢れる演出には、かなり怖がらせてもらいました。
今年見た映画の中でも一、二を争う怖さを誇る映画でしたね。


2位
ザ・シンプソンズ MOVIE

これは、面白い映画でしたねぇ。いやぁ、笑った笑った。こういう、ハイテンションな
ギャグアニメは楽しいものですね。テレビシリーズを見てないと分からないギャグ
もあったんですが、その辺の知識のほとんど無い私が見てもこれだけ楽しめたんで
すから、大したものです。
せっかくの上質なギャグアニメ映画なのに、くだらない吹き替え問題に足を引っ張られ
たのは残念でした。私も、これさえなければ間違いなくもう一回見に行ったのに。
そうそう。この映画を語る上で忘れちゃいけないのが、「ブタが非常に可愛らしかった」
という点ですよ。ブタマニアにとっても好評価の映画でしたね。


1位
ボーン・アルティメイタム

もう、とにかく「凄い」の一言に尽きる映画でした。
ボーンの見せる「プロの技」的な行動に「凄ぇ!」、
アクションシーンの超絶な演出に「凄ぇ!」、
「光速バトル」と形容するに相応しい格闘シーンに「凄ぇ!」、
大クラッシュ大会と化したカーチェイスシーンに「凄ぇ!」、
と、2時間の間、開いた口を塞ぐ暇も無いほどの凄さ。まさに恐るべき映画です。



以上、こんな順位となりました。
ゾンビ映画、ジャッキー主演作、セガール主演作が揃ってベスト10入りという、何と
も私らしいランキングでした。

さて、上半期以上の続編ラッシュとなった下半期ですが、ほとんどが前作を超えられな
かったというのは残念でした。『ナショナル・トレジャー』がランク外になるなん
て、思ってもみませんでしたよ。他にも、面白さ的にはちゃんと前作を超えていた
にも関わらず、ランク外になった続編もあったりしましたね。
そんな状況なので、シリーズ3作目である『ボーン・アルティメイタム』の凄さがいよ
いよ際立って見えてきますね。前作、前々作も面白い映画でしたが、こういうラン
キングで上位にくるほどではなかったですからね。それが、ここに来て一気に大躍
進ですよ。まさに続編映画の鏡ですね。

『ザ・シンプソンズ』『モーテル』が上位に来たというのは、見る前の期待度から考え
ると意外な展開でしたね。『モーテル』なんて、たまたま見に行ってみたみたいな
映画でしたからね。まさに伏兵。『シンプソンズ』も、頑張って字幕版を見に行っ
たおかげで、100%楽しむ事が出来ました。

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