用語

アトラス

東京都の都心に聳え立つ空中都市。13本の支柱で支えられている、13層の建造物。物語開始時点で建設開始から50年以上経過しており、第八層まで出来上がっている。一層は650万平方メートルにも及ぶ。自重ストレス軽減のために、90%以上が炭素材でできている。地上と違い、四季はあるものの気温は極めて低い。
移住方法は2つあり、1つは建設費となっている「アトラス国債」を買うことだが途方もない金額で庶民には手が出ない。もう1つは、毎年行われる宝くじ。当選者が移住の権利を得る。
住民は納税額によってAランクからGランクに階級を決められる。アトラスに入ることができるのは、Eランク以上の人のみ。ランクを1つ上げるのに2世代かかると言われ、Aランクの人間は殺人さえも許される特権階級である。民間人の最高ランクはBで、Aは閣僚並。

  • 第三層:新六本木
  • 第四層:20年前にメタル・エイジがアトラス攻略のために制圧し、2カ月戦いが続いた後、政府は街ごと破壊するという強攻策に打って出た。500人のゲリラを殺すために、30万人の住民を犠牲にした。以来、街はゴーストタウンに。その後、オリンピックを誘致するために復活。新代々木と名づけられる。
  • 第五層:新霞ヶ関、政府施設があるため最も厳重に警備されている。アトラス公社もここにある。
  • 第六層:新迎賓館(第六層の敷地の3割を占有する。毎日部屋を替えても、1年以上かかる)
  • 第零層:元皇居(アニメ版は心臓部となっているアトラスの中枢層)
  • 第十三層:新皇居

ゼウス

アトラスの第零層に建造されているコンピューター。涼子に憑依していた霊体の本体。木乃伊として保存されている卑弥呼の自意識を持っており、自己防衛機能も備わっている。彼女の霊体は他人に憑依する事も可能。
なお、これはアニメ版の設定であり、原作には存在しない。

新大久保

森林化に反対するメタル・エイジの運動の拠点。堅牢なバリケードに囲まれている。

メタル・エイジ

政府の性急なやり方に武力で立ち向かう反政府組織。國子が総統を務める。

ドゥオモ

國子たちが暮らす新大久保にある建物。やたらめったら増築(というほど立派な物ではないが)を続け、異様な形を晒している。政府への抗議として立てた煙突がゴシック建築の尖塔のようなので、ドゥオモと呼ばれる。

ドゥオモの煙突

アトラスが一層増える度に、抗議の証に1本増える。大量に二酸化炭素を排出し、炭素指数を急騰させることでアトラスの裕福なカーボニストたちに悲鳴を上げさせることができる。

炭素税

二酸化炭素を排出する工業製品全てに課せられる税。アトラスに住む富裕層も、地上に住む貧困層も平等に払わなければならない。

炭素指数

炭素税を決定する鍵となる指数。

経済炭素

各国に課せられる、実質炭素削減値を分割削減する場合に発生する利息のこと。市場で変動する。温暖化の要因となる大気中の炭素を実質炭素と呼ぶ。

カーボニスト

経済炭素のやり取りで成功を収めたマーケティスト。

メガシャフト

アトラスの人工地盤を支える支柱。柱内部にはかつての地下鉄各線の名前が付けられた高速エレベーターがあり、各層を繋ぐ交通機関の役割も果たしている。(日比谷線シャフトや東西線シャフトなど)
各層にも地下鉄は走っており会社名も東京メトロのままである。

L.T.C.I

香凛が、ハーバード大学ラドクリフ・カレッジの仲間と作った会社。社名は4人の頭文字から付けられた。経済炭素予測システム「メデューサ」を開発する。地球上の経済炭素を把握し変動を予測、投資会社も銀行も炭素債務国もどこも損をしないシステムを編み出し、カーボニストの覇者を目指す。

メデューサ

香凛が構築した経済炭素予測システムの名称。本体は、タックス・ヘイヴンのマーシャル諸島の海底にある。システムエンジニアであるクラリスによって作られ、生存本能と強迫観念がプログラムされている。タルシャンに作られた「第2のメデューサ」討伐で学習し、香凛の想像を遥かに超える成長を遂げ炭素ゼロの世界を目指すようになる。安田の六六〇型ナノCPUを四千九十六個組み合わせられている。

メデューサの仕組み

契約国に課せられた1億トンの経済炭素を石田ファイナンスがヘッドリース、同時に、石田ファイナンスとL.T.C.I.がリース契約を結ぶ。石田ファイナンスが契約国からリースした経済炭素はL.T.C.I.へ移行される。
L.T.C.I.は契約国へ9500万トンの経済炭素をリースバック、これで帳簿上は500万トン分の経済炭素が消える。L.T.C.I.は負債引受銀行に85%、資産引受銀行に10%を返還。負債引受銀行は融資した炭素銀行に満額を返還するので損はしない。投資会社は税金の控除を受け、香凛たちは5%の仲介手数料を得る。

イカロス

国連が保有する人工衛星。炭素排出量をリアルタイムでモニタし熱源を発見すると直ちに報告、炭素指数に反映される。

秋葉原

治外法権の地区。非武装地帯。森林化を巧みに免れ、アジア最大の闇市場が形成されている。反政府組織も政府も、非合法なものは全てここで手に入れる。立場は中立で、目の前で戦闘が起こっても傍観するのみ。

核兵器

環境を汚染させるだけの兵器に成り下がった。核を使用した国は炭素指数を100倍に跳ね上げられるというペナルティを課せられる。

アトラス公社

アトラス建設を推進する公社。政府よりも強い権力を持つ。建設に必要な莫大な資金をどこからか調達してくる。建物の外観は太古の出雲大社を模している。

地鎮祭

アトラスが層を増す際に必ず執り行われる。建設開始時にロボットの故障や作業員の事故が相次ぎ、タルシャンの進言により行われることになったが実態は、地上から攫ってきた少女を干支の方位に従って人柱として捧げる。地鎮祭のアナウンスが流れると、公社の幹部社員はどんなに重要な会議の途中でも地鎮祭を優先しなければならない。地鎮祭を目撃した社員は精神を病んだり、辞職者が相次ぐ。地鎮祭の実体は口外無用なので、守秘義務を守れなさそうな人は暗殺部隊に暗殺される。

擬態材

アトラス公社がアトラス建設計画の中で開発した素材。プログラム次第でどんな素材のものにも形を変えることができる。それに国防省が目を付け技術を押収し、擬態装甲が生まれた。押収された後も公社は密かに開発を続け、軍のものより遥かに優れた擬態材を有する。

ダイダロス

森林化促進のために政府が植林した、遺伝子操作され二酸化炭素吸収率を高められた植物。繁殖力が強く、ものすごいスピードで生長していく。熱源を発見すると銃のように目標に向かって種を発射する。種を放出する時に熱を発し、酸素ではなく窒素酸化物 (NOx)を吐き出し環境を汚染する源へとなってしまった。アニメ版での外観はラフレシアに似ている。

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